映画『The Miracle Worker』(奇跡の人)で南部アメリカ英語マンツーマンレッスン

miracle-worker-DVDfiles.jpg 一歳で光と音を失ったヘレン・ケラーに、言葉を教えようとする家庭教師アニー・サリバンの葛藤の日々を描く映画『The Miracle Worker』(邦題:奇跡の人)。原題からわかるように、Miracle Workerとはこのヘレン・ケラーではなく、アニーサリバンのこと。
 アニーはマサチューセッツ州の生まれ。パーキンス盲学校を主席で卒業したばかりのアニーは、家庭教師としてヘレンの住むアラバマ州の小さな町タスカンビアに向かいます。南北戦争時に南軍の陸軍大尉だったヘレンの父アーサー・ケラーは、アニーにこんな言葉を浴びせます。
 
  How can a half-blind Yankee schoolgirl manage?
  目の不自由な北部人(ヤンキー)の学生が、
  どうやってヘレンを教育するんだ?
 
 語源には諸説あるようですが、Yankeeは北部人の蔑称。映画ではアーサーの反北部の感情も描かれています。

 アニーは決してあきらめることなく、ヘレンに言葉の持つ力を教えようとします。

  I wanted to teach you, everything the earth is full of, Helen. 
  Everything on it that’s ours for a wink, and it’s gone.
  あなたに教えたい。この世のものは一瞬で消え去ってしまう

  And what we are on it. The light we bring to it and leave behind in words.
  でも私たちは言葉という光を残せる

  You can see 5000 years back in the light of words.
  5000年昔の光も見えるわ 

  Everything we feel, think, know, and share in words.
  感じたことのすべて、知識も分けられる

  So not a soul is in darkness, or done with even in the grave.
  だから誰だって闇に住んではいないのよ

▽The Miracle Worker Trailer


 人の一生は思うよりもずっと短い、一瞬のきらめきのようなもの。でも、言葉にすることで、私たちの思いや知識を時空を超えて分かちあうことができる。そして、言葉を通して人と繋がるることができ、言葉を通して共感しあうこができれば、新たな力が生まれてくる。

 私たちが言葉を、そして外国語である英語も学ぼうとすることは、闇を照らす灯りを手に取るようなことなのかもしれません。そして、その光りの向こうに、同じように灯りを手にした誰かを見つけるかもしれません。それは、この地球のどこかで同じ時代を生きている仲間なのかもしれませんし、私たちに何かを伝えようと言葉を残した先人たちなのかもしれません。

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